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創作のメモとか趣味の弓の話とか色々。 予告無しに腐女子発言があるのでご注意。
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三寸詰まりの男の子を頂いてきました。
お金…orz

で、またいつものよーに長居をしたわけです。
そのへんのメモ。
メモメモ。



今日は桑弓の話から柏と椎とハゼの木の話。
日本の「クワ」と中国の「桑」が必ずしも同じモノとは限らない。
だって「ツバキ」と「椿」の例があるしね。
そして日本であってもそれは同じ。
古代においては現在の柏をシイと呼んだ。
ハゼを柏と呼んだ。
だから桑弓ってのも一概に桑の木で出来た弓とは言えない。
だって桑の木で弓を作るの大変だもの。
木目は確かにきれいだけど、それは目が粗いということでもあるんだから。


神事におじゃまさせていただいた宮司さんの家系が平家物語に登場する人物の家系で云々という話。
名前が違うのは弓の名人で四つ連ねた的を射抜いたから。
由緒ある人が意外なところに転がってるという話。


島根だか鳥取だかで発見された一貫流という竹林派系流派の話とか。
すごいよ一貫流。
開祖の1000射996中とかいう気持ちの悪い(褒め言葉)記録が残ってるそうだ。 
的中率が99.6%とか何だっていう話。
ちなみに僕に弓をくれたおばあちゃんの師匠さんも似たような人だけど。


大陸の弓と日本の弓の話とか。 
トルコはモンゴルと一緒で環を親指にはめて弓を引くんだよね。
でもモンゴルの弓とトルコの弓が同じかどうかが分からない。
サファヴィーにおいて環が残っているということはそういう遊牧民の流れの弓を引いていたということだけど、サファヴィーの場合はトルコ系が多分に入り込んでいるから。
タージク人がどんな弓を持っていたのかを知るまでは一概に同じ弓術だったとは言い難い。

そして世界に類を見ない日本の弓。
なぜ握りは弓の中心ではないのか。
それは握りの上を長くすることで離れの瞬間の衝撃を上に逃がし、弓の振動を下から上に伝えることで矢を放つという特異な形状の弓だから。
これと同じ弓は私も弓屋も知らない。
ニューギニアの弓が和弓と長さが同じなんだそうだ。
2mある弓。
で、魚を捕るんだとかw
邪魔だなーと思ったけど、問題はどうしてそこで和弓と同じ長さなのかということ。
そのへんは考察の余地がある。

日本の弓は従来丸木弓…赤目柏で作られていた。
けれど元寇によって合板のように別々の材料を接いだ弓を見て竹弓という発想になった。
そうして三十三間堂の隆盛の中で改良されて現在の形になったんだ。
上下は細く上は長く。
今みたいな明らかに戦場で効率の悪い射形が定着したのは平和な時代になって以降。
元は蒙古襲来絵図のように振り向き様に射抜くようだっただろうと。
今は存在しない射形が絵の中に残っているというのはよくあること。




あー。
他は固有名詞が関わってくる話題だったから割愛。
結局個人的なメモだけどな。


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プロフィール
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カナメトキ
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多趣味。
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時々ネガティブ。
低空飛行多し。

創作はラノベのようなそうでないような。
堅苦しいファンタジー書きを目指している。

中国やトルコやモンゴルが好き。
歴史学と民俗学のフィールドに生きる。

感情的になりやすくかなりタカ派。
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直さねばとは思うものの、難しい。
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