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創作のメモとか趣味の弓の話とか色々。 予告無しに腐女子発言があるのでご注意。
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龍シリーズブーム。
やっぱり創作活動初期にデザインしたキャラは愛着がありすぎるw

白龍章を書き進めていたり。
伏線の張り直しとつじつま合わせが案外楽しい。

・簾飛と唐祁を逃がすのは白
・都へ戻り謳阿の助命嘆願、ないし反乱など無いと。
 →自分の死期を悟ったがゆえの子を護る為の苦肉の策。
・自分が二人を逃がしたことを隠し続け、死期のことも言わない
 →適当なところで自分が二人を逃がした、裏切ったと告げて謳阿から遠ざかり、一人で死ぬつもり
 →簾飛が猛然と反対。謳阿のことを考えてない。
・白龍王は謀反か汚職かで時の牢獄に投獄されていたのを脱獄し、行方不明。
 →わざと脱獄させて追っ手を差し向け、命と肝を奪う参段。
 →知っていたがもうどうでも良かった。そこで出逢ったのが蛮族の子。
・白:むなしい、うつろ、何もない、という意味。自分の出自とからめながら。

・自分がしたことは正しかったのか分からない簾飛。
 →唐祁による言葉。自分は白の立場でしかものが考えられない。謳阿を思ってやったのならばきっと彼にとってはよかったはずだ。



+++



「……俺は、あの人のようにはなりたくない」

自分を護るために誰かをないがしろにするのが嫌で、変わりたいと願っているのに。
彼のやり方を見てしまったら、自分は同じ事をするだろう。
そうやって残されるものではなく、己のために嘘をつくだろう。
それが、そういうことを考える自分が、どうしようもなく嫌だった。

「大丈夫だよ、唐祁」

ふわりと温もりが唐祁を包んだ。
天界にあっては決して触れられぬ温もり。

簾飛が唐祁の頭を抱き締めていた。

「唐祁。わたしは、唐祁を信じる。唐祁が言うことを信じる。誰が何と言っても、唐祁がわたしに告げてくれた真実を信じるよ」

「簾、飛……」

自分が重ねている嘘を今すぐ吐露してしまいたい衝動に駆られたが、唐祁は自分をおさえた。

「唐祁は唐祁だよ。わたしは唐祁の肩書きなんてどうでもいいんだ」

黄金色の双眸が揺らいだ。

――お前は。

どうして俺の望む言葉をくれるんだ。



+++


簾飛は本当に良い子に育ったなぁ…。
書き始めの簾飛を見ると自分でキャラがつかめていないのがよく分かる(笑
話し方とか思考回路とか。



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プロフィール
HN:
カナメトキ
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性別:
非公開
自己紹介:
多趣味。
アンテナが多すぎて一番が決められない。

時々ネガティブ。
低空飛行多し。

創作はラノベのようなそうでないような。
堅苦しいファンタジー書きを目指している。

中国やトルコやモンゴルが好き。
歴史学と民俗学のフィールドに生きる。

感情的になりやすくかなりタカ派。
過激な発言で他人を害しやすい。
直さねばとは思うものの、難しい。
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