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それは、彼だけが知らない現実――。
「父上。その子どもは誰です……?」
「貴様は自分の弟をも忘れるのか」
「え……?」
彼と同じ金色の髪と瞳を持つ少年、唯琳(いりん)。
「兄上。俺のことが分からないんですか」
彼を知らないのは睡琳だけだった。
「ああ、唯琳か。久しいな」
「お久しぶりです。姫姜さま」
「これだから貴様は出来損ないだと言うのだ」
「父上。兄上は何も悪くないでしょう」
「黙れ唯琳。長子だからとあの馬鹿を行かせるのではなかった。お前が王宮にあがっていれば……」
「ち、ちうえ……でも、桂嶺はわたしを……」
「何度言わせる。聖上とお呼びしろ。いつまで友達ごっこと浮かれているつもりだ」
「唯琳、お前は役に立つな。いっそ天官府にでも務めるか?」
「いやいやそんなわけには」
「……桂嶺。これ、続き」
「ああ。――そうだ唯琳。お前、睡琳変わってみるか?」
「け、いれい……?」
浸蝕されゆく居場所。
浸透しゆく存在。
「い、やだよ桂嶺……っ」
奪われる、光。
「つまりお前はあたしが信用できないんだな? 分かった」
――お前はもう要らない。
『北涯之嘆』
+++
タイトルは仮ですがね。
こんな話が出てきていたりする。
唯琳の字面が気に入っている。
燕邑に来て以降の味方ズがどう動くかが見えていないけど。
季連は味方してくれんじゃないかなぁ。
つかまぁ碎州組のことだから官僚ズは不干渉かも。
不干渉だけど唯琳の能力は認めてるとかそんな感じ。
桂嶺無しで生きられない睡琳がどう出るか。
結構面白いと思うんだがな。
睡淋「………」
姫夏「何か言いたげだな」
睡淋「……別に」
朱以「お前はスネ夫だな」
黒鴟「私が? 冗談はやめておくれ」
朱以「かなり本気なんだが」
黒鴟「私がスネ夫なものか。私は出来杉に決まっているだろう」
朱以「何故」
黒鴟「面倒事からは遠く頭は良くそれでいて美味しい所(しずかちゃん)は逃さない」
朱以「………。この場合のしずかちゃんは誰なんだ」
黒鴟「そう、それなのだよ朱以。私個人としては不劉を推したいんだけれどもね」
朱以「……不劉が男だと分かって言っているんだよな?」
黒鴟「そんなことはさしたる問題ではない」
朱以「………」
季連「何をやっているんです」
睡淋「わたしが聞きたい……」
季連「ジャイアンが聖上で、出来杉が伯司徒」
睡淋「……何でこっちを見るんです」
季連「黄御史はしずかちゃんよりものび太だなんて思っていないです」
睡淋「………」
姫柳「座右の銘の話じゃなかったのか?」
姫星「気にしたら負けですよ。大哥」
姫柳「つーかこの面子でドラえもんキャスティング自体に問題があるだろ」
姫星「主人公がジャイアンの上にドラえもんがついていますしね(笑)」
+++
姫夏の座右の銘はジャイアニズムだよなとか思ったらこんなん出て来た。
黒鴟と朱以も充分ジャイアンとスネ夫だと思うんだけどな。
1つの作品にジャイアン2人とかどうだ(笑)
・吉宗→桂嶺(当たり前
・じいや兼御庭番→睡淋
・御庭番②→衛軒
・大岡越前→季連沙
・め組の頭→姫宋
・め組の人→姫柳とか姫星とか碧狼とか
・じいや以外の幕閣→李明とか伯薙とか
もちろん御庭番睡淋はくのいちで。
衛軒わりと頼りにならんよ。
すぐ見捨てるから。
ていうかわりと遊んでないで仕事しろやボケしないならしないで大人しく隠居してろこのクサレアマくらいには思ってる。
で、桂嶺は部下に切らせて自分の手は汚さないなんてことはしない。
ふっつーに切る。
寧ろ切りすぎて睡淋が止めに入ると思う。
睡淋は睡淋で血に弱くてあてられやすいからあんま頼りにならない(アレ?
護衛要らないかもねv
案外面白いんじゃないかと思うんだが。
誰か漫画にしてくれ(ぇ
小説でギャグって難しいよ本当。
姫夏が睡淋の左胸を指差す。
「わざわざ聞かなくてもいいのに」
「……だな」
神(シン)は心臓。
心臓は心の宿る所。
この心は――貴女のモノ。
あー駄目だ。
何だこいつら。
最近末期的だぞ共依存。
金.枝.篇とかいう本らしい。
王は司祭であり、世界と人を繋ぐもの。
そういう呪術的な力を持つもの。
だから王が老いたり弱体化したら世界が崩壊するから王を殺して新しい王を据える。
その逆も又然り。
世界がおかしいのは王のせいだ、ということで王が殺されるということも有り得た。
すごいぞ、俺v
つじつま合ってんじゃーん。
というわけで姫夏は王です。
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アンテナが多すぎて一番が決められない。
時々ネガティブ。
低空飛行多し。
創作はラノベのようなそうでないような。
堅苦しいファンタジー書きを目指している。
中国やトルコやモンゴルが好き。
歴史学と民俗学のフィールドに生きる。
感情的になりやすくかなりタカ派。
過激な発言で他人を害しやすい。
直さねばとは思うものの、難しい。