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創作のメモとか趣味の弓の話とか色々。 予告無しに腐女子発言があるのでご注意。
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「ねえ、おなかすいた」

「また? 昨日食事したばっかじゃない」

「…おなかすいた」

仕方ないから右腕を差し出してやる。
明るい赤毛にオレンジ色の瞳の青年が歯を立てる。
"食事"風景をぼんやりと眺めながらそのふわふわの猫っ毛をわしゃわしゃとかき混ぜてみる。

「……」

上目遣いで青年が邪魔するなと言った。

「リィリヤ。やっぱ猫みたいだよね」






そんな話。
たんにリィリヤが書きたいだけなんだけどさ。
おにゃごの方は多分12歳とかそんくらい。
見かけだけならリィリヤ犯罪。
でも本人精神年齢的には6歳くらい。
だからおにゃごの方が年上(笑


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めでたしの向こう側考えるのが楽しい。
ていうか大きくなったピユラ可愛いんだけどとか思う自分が末期。
自分の娘にきゅんきゅんしてどーすんだ。

ついでに蒼珠は髪伸ばしてたよ(どうでもいい
赤と黒のメッシュで長髪。
低めのポニーテール。
神惟ほど剛毛じゃないから結構綺麗。
あいつの髪基本的に獣っぽいしな。

ピユは魔法封印してないから普通に使えるけどひけらかすことは特になくやってるっぽい。
村人が大けがしたら「これ、最近都で出た薬だから」とか言って薬を渡してこっそりと魔法で治癒力上げてやるくらい。
西国で何が流行してるとかいうようなことはあの子が風精霊で情報入手してる。
だから小さな村の店のくせして品揃えがいい。
仕入れ自体も転移魔法とか使っちゃうから周囲の人間から見ると流通ルートが分からないとか。

村人からは歌の上手な娘さんと気の良いお兄さんという認識。
ピユも人見知りしなくなったし、しゃべり方がちょっと変だけど明るい人なつこい子とか思われてる。

夏になると1週間くらい休暇を取ってどっか行く。
大氷河が薄くなる時期を見計らって風羅へ行くっぽい。
日本風に言うならば法事(笑
もしかしたらそこではぐさと会ったりもしてるかも。

若干気になるのは他のメンバーとどうしてるか。
多分そんな近所には住んでないよね。
別に隣町に住んでますとかでもいいと思うけど当座のイメージの中だと隣の国くらいには離れてるイメージかなぁ。
もしスティルに帰ったなら海越えなきゃだしね。


どうでもいいけどこの前書いたピユがアル○スの少女のようだったと今更思ったw

結構背伸びたよ。
160越えたかも。
蒼珠でかいから問題ないね。



中国が打ち上げる月の衛星の名前が「嫦.娥」らしい。
ちょっとちょっと反則じゃありませんこと?

 萌 え る じ ゃ な い か 。

嫦.娥ってのは中国神話の月の女神です。
そんな名前をつけるなんてやるなチャイニーズ…!と一人で興奮しているんだけどきっと誰も分かってくれないんだろな…(ノ_・。
日本で言うとどうなるんだろ…
ギリシャ神話なら郵便仕分け機にヘルメスってつけるような…?
…微妙に分かりにくいな。

取り敢えず萌えたという話。
ついでに中国の宇宙船に「神.舟.(しんしゅう)」ってのがあってやっぱり萌えた。
漢字の名前っていいなぁ。。。





ふざけんな。
またお前だけ逃げる気か。

死んで楽になれるなんて思い上がってんじゃねえぞ。





風を吸い込んだ。
空が青い。
両腕を広げ、くちびるを開く。
考えるまでもなく旋律が溢れ出し、腕が風を抱く。
風が彼女の漆黒の髪に戯れる。

「――そうか。ありがとう」

ふいにそうつぶやき、娘は身を翻した。
風に乗るかのような速度で、まるで地に足がついていないかのように山を下っていく。
山の麓に広がる村のはずれ、まだ新しい看板を掲げた雑貨屋。
娘は黒髪をなびかせてそこに飛びこんだ。

「ただいま!」

「おう、おかえり」

商品の並べ替えをしていた金色の瞳の青年が笑った。

「分かったぞ。見つけた」

「そっか。――どうすんだ?」

娘の紫色の双眸がわずかに揺らいだが、やがて彼女はまっすぐに青年を見た。

「会いに行く。……私は、謝らねばならぬ。己が憎しみに囚われてあやつの苦しみを分かろうとしなかった。自分だけが不幸だと思いこんでいた。それを、謝らねばならぬ」

静かな声音はしかし、確かな決意を秘めている。
青年の穏やかな瞳が一度まばたいた。

「あいつは、それを断るぞ」

「だろうな。じゃから、私が謝るのだ。私が謝りたいから謝るのだ。――今度は、ちゃんと話がしたいのじゃ。敵とか味方とか、そういうことではなく。ちゃんと、あの男と向き合ってみたい」

風の姫と呼ばれていた、かつて少女だった娘は微笑んだ。

「分かった。じゃあ、仕入れがてら行くとするか。西の更紗が欲しいって注文が多くてな」

「何だかんだ言って客商売が板についておるな」

おかしそうに少女が笑う。
屈託のないその笑顔に、彼もまた同様のそれを返した。

「さ、そうと決まったら準備をしようぜ。手伝えよ? ――羽響」

それは、彼女が封印した名前。
かの大国が滅んで解き放たれた、彼女の証。
彼女が世界を愛する為の名前。
世界の美しさに気付く為の名前。
冬の月の王より贈られた、風の姫の名。

「分かっておるよ。蒼珠」

紅金の魔獣の子の大きな手のひらに、彼女はそっと手を絡めた。





+++





こんなイメージ。
あくまでイメージ

何か定住エンドっぽいよ。
はぐさとは和解出来るんじゃないかな。
さすがに何年かは必要かもしれないけど。
お互いに落ち着いて過去を振り返る余裕が出来てからじゃないかなー。

蒼珠と一緒に風羅に行って名前を戻すような気がする。
躊躇いともつれの象徴たる名前。
それを、風の姫の名に戻す。

架ちゃんのはぐさネタに触発されてみたんだけど…こんなんで如何?









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プロフィール
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カナメトキ
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非公開
自己紹介:
多趣味。
アンテナが多すぎて一番が決められない。

時々ネガティブ。
低空飛行多し。

創作はラノベのようなそうでないような。
堅苦しいファンタジー書きを目指している。

中国やトルコやモンゴルが好き。
歴史学と民俗学のフィールドに生きる。

感情的になりやすくかなりタカ派。
過激な発言で他人を害しやすい。
直さねばとは思うものの、難しい。
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