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大好きな写真家のおっさんに「変わったね」って言われた。
「何か吹っ切れたでしょ。すっきりした顔してる。大人になったね」
そう言われた。
ギャラリーのお姉さんにも言われた。
「幾つになりました? 大人っぽくなりましたね」
どうやら、変わったらしい。
何が、とか、どう、っていうのは自分で分からない。
けど、確かに自分で何となく分かる。
少し、視界が開けた気がする。
走り続けるだけが全てじゃないと、分かった気がする。
…つっても多分そんな走ってなかったけどな。
走ろうとするんだけどすぐこける的な。
走るだけじゃなくて、ゆっくり歩くとか回り道するとか、関係ないことやってみるとか、そういうことの大切さを知ったんだと思う。
がむしゃらにやるだけの根性が無くて、そういうことやろうとしていっぱいいっぱいになるくらいなら、自分に出来ることをやるしかないんだってある日気付いたんだ。
「どこにいたってやるのは自分」
指導教授の一人にそう言われた。
言われたことの意味を、やっと理解できた気がする。
みんなはきっと私を置いて先に進んでる。
院に行く同期も、社会に出て行く同期も、きっと。
でもそれで焦ったって私は私の選択した所を頑張るしかないんだし、比較しても無駄。
追い詰められるだけ損する。
頭では分かっていても、どうしても焦ってテンパって視界が狭くなって、っていう。
それがすとんと抜けたんだと思う。
よーやく、大人になり始めたらしい(笑
なった、なんて言わない。
ただ一歩を進めた。
その一歩が、自分にとって予想外に大きかっただけの話。
それはどうやら周囲にも伝わったらしく、指導教授にようやく教授らしいアドバイスを頂けた。
先生酔ってたし、多分内容的にはそんな大したことじゃないんだと思う。
でも、私はあの先生のためにこの学校に来た。
あの先生に認められたくて、ゼミにも入った。
でも、あの人は遠くて。
認めて貰える気がしなくて。
イスラムに鞍替えしたのは、ある種の逃避でもあったんだ。
フィールドを替えてしまえば、先生と正面から向き合わなくて済むから。
そうやって逃げた私に、先生がアドバイスをくれた。
今までも参考文献とか先行研究の話はしてくれた。
でも、私個人にくれたアドバイスは初めてで、いつも先生が言ってくれる「君は真面目だから」の言葉が、いつもと違って聞こえて。
正直、泣きそうだったんですよ、先生。
フィールドを違えたことを後悔していないし、逃避先であったとしても今は私はこの路線でやることに決めたから、先生のフィールドに戻りはしない。
しないけど、先生に教わることはまだ沢山ある。
だから、これからもついて行きます。
幾らでもお酒、付き合います(笑
親に言わせれば、私に余裕が出来たから、周囲を見て、人の言葉を鵜呑みにしないで消化できるだけの余裕が出来たから、そう言ってくれたんだと思うとのこと。
いっぱいいっぱいな人間にアドバイスをするのは逆効果なことが多いから。
成長したんでしょ、って笑ってくれた。
最近、家族も友人も先生も、すごい感謝をするんだ。
ここまで愛情深く育ててくれた親、それぞれに私を支えてくれて一緒に笑ってくれて時々怒ってくれて、場合によっては家族よりうちがわにいてくれた友人、そしてプライベートも勉強も色々なことを教えてくれる先生方。
この場所に生まれて良かった、って思える。
誰かと出会うことの大切さ、誰かと話が出来ること、聞いて貰えること、好いて貰えること。
すげえ幸せなことだよな。
…何か死亡フラグっぽい(ぁ
「この戦争が終わったら俺、結婚するんだ」的な。
ゲームならかなりの高確率で死亡フラグ。
うーむ。。。
漫画の読み過ぎだな。
「いいよ。好きに生きろよ。お前の人生だろ? 突き放した意味じゃなくて、好きにしなさい」
「大丈夫、お前なら出来る。やっていけるよ。悩んでいるみたいだから、だったら俺が背を押そうと思って」
「完璧を目指さなくていい。卒論は通過点だから。君の大胆なところが長所だと僕は思うから、それを卒論でもやってみたら? 完璧じゃなくていい。もっと、のびのびとやってみなさい」
短いこの人生の中で救われた言葉。
存在自体に救われている人も、大勢いてくれる。
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アンテナが多すぎて一番が決められない。
時々ネガティブ。
低空飛行多し。
創作はラノベのようなそうでないような。
堅苦しいファンタジー書きを目指している。
中国やトルコやモンゴルが好き。
歴史学と民俗学のフィールドに生きる。
感情的になりやすくかなりタカ派。
過激な発言で他人を害しやすい。
直さねばとは思うものの、難しい。