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北京オリンピックが終わってやっとグルジア関連が日の目を見ましたね。
グルジアは専門ではないですが、専門の部族集団が敵対していた民族なので何となく馴染み深い。
今独立が云々と言われているアブハジアもAbhazlarというオグズ族が対立していた部族だと判明。
ああ、あのへんかと。

大体私が専門にしてるのはあのへんのムスリムです。
もうちっと北に行きたい気もするけど。


追記はグルジア関連をつれづれに。

北京オリンピック直前まで民族自決がとかチベットに人権をとかウイグル独立とか言って少数民族の分離独立を支援していた欧州人はどちらへ行かれたんでしょうかw
オセチアはオセット人、アブハジアはアブハズ人の住む、少数民族独立問題の地域ですけれども?

今回の紛争での各国の反応があからさますぎていっそ笑える。
いつものアメリカならここで独立支援するだろうし、フランスはフランスで何を言い出すやらみたいなのに。
やっぱり石油パイプラインの主導権持って行かれるのが嫌なのかね。
逆にシリアが。
ロシア兵器目当てか。
ついでにキリスト教徒同士の問題だからあんま気にしてないというか、対イスラエル政策に有利になればそれでいいや感が若干ある。

正直ロシアのやり口も気にくわないというか…いやむしろ流石ロシアくらいに思ってるけど。
ロシアのやり口は帝国でも共産主義でも結局変わらんのね。
しかし今のご時世であそこまで強硬策をとる理由は何だったんだろう。
それが気になる。


あと、何よりも。
報道においてロシアが非人道的だ掠奪がひどい民間人が殺されたなんてやってるけど、確かにそれも大事だけど、それ以上に当事者はどうなってるの?と。
グルジアじゃなく、ね。
アブハズとオセチアはロシアの援助の下に独立したいと思っているの?
それともロシアが、それこそ傀儡政権でも仕立てて民族主義を語ってるだけなの?
それが分からない。
私は、ロシアが強硬策に出たということはそれにある程度沿うだけのバックグラウンドがあるんだと思ってるんだけど。
つまりは、それだけ独立の機運が両地域で高まっていた、というような。
ロシアの軍事力に対する要望があって、それに対してパイプライン利権を条件に手を貸したというような情勢に見えないんだが。
オセチアの自治州はともかく、アブハズは共和国なんだよね?
だったら主権国家なわけだから、そのへんどうなの。

報道が偏ってるのはいつものことですが、目の前の悲劇で真実を隠すなよと思ってしまう。
ついでにロシアの掠奪がひどいのはいつものことです。
シベリア抑留体験者に聞くまでもなく。

ロシアはやっぱ独特だよな…


一応専門家によるグルジア紛争の論考。
ttp://src-h.slav.hokudai.ac.jp/center/essay/20080812hirose.html
ttp://src-h.slav.hokudai.ac.jp/center/essay/20080813uyama.html
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